1950年代に佐村河内ばりのゴースト騒動!ティム・バートンもビビった天才詐欺師とは?


世界的ヒットメーカー、ティム・バートン監督の最新作として話題の『ビッグ・アイズ』は、バートン自身も耳を疑った、実在のゴースト・ペインターの物語だ。



妻マーガレットをゴースト・ペインターに仕立て上げ、妻に描かせた絵をあたかも自分の作品のように発表。テレビやラジオで"ビッグ・マウス"ぶりを発揮していたウォルター・キーンという人物を描いたこの映画、ウォルター・キーンとは一体どんな男だったのだろうか。

ウォルターとマーガレットが出会ったのは1955年の展示会。その時のウォルターをマーガレットは「彼がとても魅力的だったのは間違いなかった。誰も彼も虜にできたわ」と振り返る。



それから2人は結婚するが、ある日、サンフランシスコにあるクラブで絵をセールスしていたウォルターが、絵を「自分が描いた」と客に伝えていた事をマーガレットは知る。そんなマーガレットに対してウォルターは「僕らにはお金が必要だ。みんな、作品を描いた画家自身と実際に話していると思えば、その作品を一層買いたくなるものなんだ。みんな、僕が描けなくて、妻に描いてもらう必要があるとは思いたくないんだ。みんなすでに大きな目をする子供たちは僕が描いたと思っているし、それを急に描いたのは君だったなんて言ったら、訴訟だって起こりかねない」と弁明。当時、夫に従う典型的な妻であったマーガレットは、夫の言葉に従う事にしたのだ。

「<ビッグ・アイズ>は戦争孤児の子供たちの姿を見て、その衝撃に突き動かされて描いたんだ...」など、ウォルターの嘘八百なトークはまんまと世間の心をつかみ、その名声は高まるばかり。そんな中、ウォルターは、絵をプリントして安く売りまくることを思いつく。これが見事成功し、<ビッグ・アイズ>は一躍大ブームに。2人は大金を手に入れるのだが、<ビッグ・アイズ>が有名になればなるほど、マーガレットの自由は奪われていく。



「彼は私が友達を持つことを許さなかった。もし彼から逃げようとしたら、彼は私を追いかけてきたわ。彼はとてもやきもち焼きで、支配欲が強いの。彼は一貫して言ったわ、『もし誰かにしゃべったら、君を始末しなきゃならなくなる』って。『道化の格好をした1人の子を描け』とか、『揺り木馬に乗った2人の子供を描け』と、彼は常に私にもっと頑張るようにプレッシャーを与えていたの」。



自らの魂である<ビッグ・アイズ>を守るため、ついにマーガレットが真実の告白を決意すると、「彼女は気が狂っている!」と猛反論。ついに2人のバトルは泥沼の裁判へともつれ込み――!

実際に起きた衝撃の事件とその顛末、そして稀代のペテン師ウォルター・キーンがどうなったのか、ぜひ劇場で目撃してほしい。

【動画】http://youtu.be/ud0z4ohlz3Y


『ビッグ・アイズ』は1月23日(金)TOHOシネマズ 有楽座他 全国順次ロードショー

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■参照リンク
『ビッグ・アイズ』公式サイト
http://bigeyes.gaga.ne.jp/
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