「俺、ジェームズ・ボンドだけど分かってる?」 ピアース・ブロスナンの『007』風CMが面白い



2月1日に行われるアメリカンフットボールの祭典、スーパーボウルで放送される韓国車ブランド<KIA>(起亜自動車)の中型SUV、2016ソレントのCMに人気俳優ピアース・ブロスナンが出演しているのだが、映画『007』シリーズを意識した内容になっているようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=rSqqCI0LNHs


より洗練されたイメージにモデルチェンジし、若干サイズアップした2016ソレント。290馬力の全輪駆動で、キャッチコピーは「Perfect Getaway Vehicle(完璧な逃走車)」だ。オフロードでの能力の高さと洗練された品格を表現するため、映画『007』シリーズでおなじみのブロスナンを起用して、想像を超える"逃走劇"を演出したようだ。

そんなCMは、ブロスナンと代理人らしき男性が新しいCM企画について打合せをするシーンから始まる。「あなたにピッタリの役なんです」と説明を受けたブロスナンは、アクションスターらしい発想で「冒険劇だね?」とストーリーを当てようとするが、

「素晴らしい車を運転しながら、雪山の中を走り抜けています」
「高速スピードで?」「いいえ時速30kmで」
「(木の上に現れるのは)暗殺者?」「いいえフクロウです」
「(行き先に立ちはだかるのは)ミサイルランチャーだね?」「いいえヘラジカです」
「ミッションは...?」「ミッションはありません」

...と、ことごとく予想は外れ現実的なイメージばかり提案される。さらに「山頂にある美しい小屋に到着するのがゴール」と説明されたブロスナンは「爆発する?」と確認するが、「いいえ、ただの山小屋です」と言われ、少しガッカリした様子だ。

しかし、「でも花火があります」という意味深な提案があり、山小屋から美女が現れセクシーな夜のお楽しみを想像させるような映像が...。そう、ここまで散々スパイ映画風の展開を却下されてきたが、最後に『007』のお約束要素である美女=ボンドガールが登場。当然ブロスナンも「花火、いいね」とご満悦の様子だ。

「で、車はもらえるの?」「もらえます」という現実的なやりとりなど、最後まで楽しませてくれるこの『007』パロディ風CM。ネット上では、「笑える~」「いいCM!」「超セクシー」「やっぱり彼が演じるジェームズ・ボンドが最高」と楽しんでいる人もいれば、「彼がKIAのCMに出るなんて」「実際にはKIAの車には乗らないと思うけどな」と、クールなスパイ映画ファンの心理としてはちょっぴり複雑なようだ。
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