最強の親父、リーアム・ニーソンの殺人暴力アクションが現役バリバリでカッコいい理由


中年アクション俳優の代表格、最強の親父ことリーアム・ニーソンの主演最新作『ラン・オールナイト』『誘拐の掟』が5月に日本で連続公開される。



北アイルランド出身のリーアム・ニーソン(62歳)は、映画『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』(1995年)の決闘シーンで見事な剣さばきを披露し、リュック・ベッソン脚本の『96時間』シリーズ(2008年~)では最高にカッコいい殺人マシーン親父を演じ、アクション俳優としてのキャリアを確立した。大酒飲みで、銃を構えて片目をつぶって狙いを定めるような役をやらせたら、右に出るものはいない。

https://www.youtube.com/watch?v=dxM1cl1ZAOE



https://youtu.be/TktOv6xpzU0


近年アクション映画で活躍する中年俳優といえば、『96時間』のピエール・モレル監督による『The Gunman(原題)』に出演したショーン・ペン(54歳)だろうか。これまでのイメージ覆し、見事な筋肉で迫力のアクションを披露しているが、彼の場合どこかスマートさが残っており、リーアムのような"オヤジの哀しみ"を表現しきれていないと言える。
デンゼル・ワシントン(59歳)は『イコライザー』、キアヌ・リーブス(50歳)は 『ジョン・ウィック』に出演し、怒らせた相手が実は殺人マシーンだった系映画で大健闘しているし、他にも、シルヴェスター・スタローン(68歳)が脚本・主演を務めた『エクスペンダブルズ』シリーズや、ブルース・ウィリス(60歳)主演の『RED/レッド』シリーズなどもあるが、なんとなく"タフな年寄り"というのが多い感がある。

さて、そんなリーアムのギャング映画『ラン・オールナイト』は、『アンノウン』『フライト・ゲーム』でもタッグを組んだジャウム・コレット=セラ監督は、死と隣合わせだからこそリーアムの魅力が際立つことがよく判っている男だ。ほころび、疲れ果て、最期の刻が近づいていることを知る男...。リーアムは、長身でイカツく男前な風貌に加えて、年齢を重ねて深みを増した演技力で人々を魅了する。
一方、映画『誘拐の掟』では、史上最悪の猟奇殺人鬼に挑む元刑事でモグリのアル中探偵という非常に複雑で心に傷を負った男を演じる。隠居生活をしていたのに、関わらせちゃいけない最強男を覚醒させてしまった系映画だ。しかも、キャッチコピーは、「誘拐犯に告ぐ。殺したら、殺す」ー。リーアムにこれだけの設定があれば映画ファンなら燃えてくるはずだろう。

最近のインタビューでリーアムは、アクション映画のキャリアについて「あと2年ぐらいかな。元気であればだけどね。その後はもう辞めるよ」と語っている。しかし、この2作をを観れば、彼が老いてなお他の追随を許さないアクション俳優ということがわかるはずだ。

全映画ファン、そしてリーアム・ファン必見の『ラン・オールナイト』は5月16日全国公開、『誘拐の掟』は5月30日公開だ。
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