トレッキングチームにご飯をもらった野良犬が一緒に厳しいレースに挑戦、感動的すぎる




アドベンチャーレースに参加しているトレッキングチームにご飯をもらった野良犬が、ゴールするまでチームに帯同した...というニュースが世界中で「微笑ましい」と話題になっている。

https://www.youtube.com/watch?v=jXWJGhWPuzk


スウェーデンのトレッキングチームが世界選手権<アドベンチャー・レーシング・ワールドチャンピオンシップ>に参加し、合計430マイル(約692キロ)のアドベンチャーレースに挑戦した。

レース中、エクアドルの熱帯雨林で食事していたチームの前に、年老いた野良犬が現れた。「自分がちょうど食料が入っている袋を開けたとき、ヨレヨレの犬が目に入った。きっとお腹が空いているだろうと思ってミートボールをあげたんだ」と語るのは、チームメンバーのミカエルス・リンドールドさん。すると、その交流をきっかけに犬は彼らのそばを離れなくなり、長らく続く険しいレースについてくることに。

もちろん犬の安全のため途中で置いていくことも考えたが、"アーサー"と名付けられた犬はどうしても諦めなかった。彼らがカヤックで川下りする間は一緒に泳ぎ、険しい丘をトレッキングするときは身体を引きずりながら一緒に登り、膝まで浸かるような泥の中を進むときは泥をなんとか掻き分けて、どんなに厳しい道のりも付いてきたというから驚きだ。

カヤックで36マイル(約58キロ)の川下りをするときはさすがに断念しようとした。しかし、川に飛び込んで彼らのそばから離れないよう、必死で犬かきしながら泳ぐアーサーくんの姿に心を打たれたチームは、彼を水から上げてカヤックに乗せ、5人目のメンバーとして残りのレースも一緒に頑張ることに決めたという。

途中、完全に泥にハマってしまったアーサーくんを救助するためにレースを休憩しなければいけなかったり、衰弱したアーサーくんのために自分たちの食料2缶を食べさせたこともあったようだが、共に苦難を乗り越えてゴールした4人+1匹によるチームは、世界12位以内に入る快挙を達成した。

レース終了後、だいぶ身体が弱っていたアーサーくんを急いで動物病院に連れて行き、最初に出会った頃から気になっていたという背中の深刻な傷も治療。忠誠心ある老犬アーサーくんをスウェーデンに連れて帰ることを決心した彼らは、彼を空輸するための寄付をTwitterで募り、入国許可を求めてスウェーデンの機関に打診した。入国許可が届いたとき、ミカエルスさんは「思わず涙が出そうになった」とのことで、「僕はワールドチャンピオンシップで勝利するためにエクアドルに来た。その代わりに、新しい友達と出会ったんだ」と喜びを語っている。

数日後すべての手続きが完了し、無事にチームと帰路に着くことができたアーサーくん。スウェーデンの空港で検疫のため120日間待機した後、ミカエルスさんが待つリンドールド家に新しい家族として迎え入れられた。厳しい旅を共にした仲間に会うため、他のメンバーも頻繁に家を訪ねてくるそうだ。

【参照リンク】
http://www.odditycentral.com/animals/stray-dog-who-followed-extreme-sports-team-during-grueling-amazon-race-melts-internet-hearts.html
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