『ビリギャル』なんかに負けねぇ!スケールがデカい「成りあがり」映画ベスト5

皆さんご存知ですか? 現在『ビリギャル』という映画が大変なヒットをかましているそうです。僕はですね、お恥ずかしい話、つい先日までまったく知らずに過ごしていました。それで、すぐに調べたところ、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」という、読者をバカにしてるとしか思えないタイトルの本が原作みたいですね。



ま、ようするに、サクセス・ストーリーということですよね。矢沢永吉風に言うと「成りあがり」。でもですね、言わせてもらえば、ギャルが偏差値上げて慶應大学に受かろうが、そんなスケールの小さい話に1ミリも興味がわかないわけです。せっかく映画として観るんだから、もっとデカいスケールの話が観たい!
ということで、今回は空前の『ビリギャル』ブームに便乗して「成りあがり映画ベスト5」を、『ビリギャル』風にお届け!

5位 「ロッキー」シリーズ

映画好きな方なら「成りあがり映画」と聞けばすぐに思い浮かびますよね。
1作目の時点では借金の取立人としてチンピラな毎日を送っている三流の無名ボクサーであるロッキー・バルボア。そんな彼がひょんなことからチャンピオンであるアポロに挑戦することになり、シリーズが経過するにつれチャンピオンにまで登りつめます。
というわけで、『ビリギャル』風に『ロッキー』シリーズを説明すると「チンピラボクサーがチャンピオンになれて家庭もロボットもお店も持てた話」でした。


4位『ブギーナイツ』

70年代から80年代にかけての、米ポルノ業界とそこに生きる人々を描いた本作。と書くとスケベなシーンばかりを想像してしまいがちですが、そういう映画ではありません!
本作を『ビリギャル』風に説明すると「超巨根だけが取り柄のフリーターが、ポルノスターになって大金持ちになった話」なのでした。



3位『スカーフェイス』

この手の「成りあがり映画」でとくに多いのがギャングや裏社会を描いた映画。で、本作も1932年のギャング映画『暗黒街の顔役』をリメイクしたものなのです。そりゃ女子高生が大学受験するよりも断然コッチ!
というわけで、『ビリギャル』風に本作を説明すると「ボートピープルだった男が麻薬を売りまくって人殺しをしてたら麻薬王になれた話」でした!



2位『地獄の黙示録』

ちょっと番外編的なんですが。この映画を『ビリギャル』風に説明すると「元グリーンベレーで、カンボジアのジャングルの奥地で独立王国を築いた男を暗殺しに行く男の話」! まぁ、そこに至る過程がとことんカオスなので、もちろん粗筋だけの物語じゃないんですけどね。でも、もしこの映画の前日譚が描かれたものがあったとしたら「元グリーンベレーの男がカンボジアのジャングルの奥地で独立王国を築いた話」という大変強烈な話になります。夢のある話ですよね!



1位『13日の金曜日』シリーズ

ご存知クリスタルレイクの番人ジェイソン・ボーヒーズさん(69歳)の成りあがり物語。この人の人生は本当に山あり谷ありなんですが、いくら殺られようが何度でも立ち上がる姿が感動を呼び、世界中で大ヒット。これまで、リメイクを含むと12作の映画が作られました。
というわけで、『ビリギャル』風にこのシリーズをざっくり説明すると「死んだはずの男が人をいっぱい殺してたら宇宙にも行けた話」でした!



文/市川力夫
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