元KARA・知英(ジヨン)の深夜ドラマ『民王』で見せるオヤジ演技がスゴすぎると話題に 男性視聴者向けサービス要員じゃなかった!


総理大臣と息子の大学生の心と体が入れ替わって......というドラマ『民王』(テレビ朝日系)。同級生に"女子力男子"と呼ばれる軟弱な息子の翔(菅田将暉)と入れ替わった武藤総理役の遠藤憲一が、あの強面で可愛らしい振る舞いをする演技が面白いと評判だ。

さらに第3話のラストでは、総理の政敵の野党党首と娘の女子大生も心と体が入れ替わっていたことが明らかになった。娘の村野エリカを演じているのは知英(ジヨン)。人気K-POPアイドルグループKARAの元メンバーだ。



グループ脱退後、1年前から日本を拠点に女優活動を始めた。これまでにドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)で雪女のゆきめ、映画『暗殺教室』でロシアから来た殺し屋イリーナ・イェラビッチなどを演じている。

そして今回の『民王』のエリカ。2話までは翔の同級生の美人女子大生ということで出番は少なく、単なる男性視聴者向けサービス要員かと思われたが、もう1組の入れ替わりの当事者となり、一気にキーパーソンの1人に浮上した。

韓流美女でスタイルも抜群の知英だが、心が父親の蔵本志郎(草刈正雄)と入れ替わり、4話からのオヤジ演技ぶりがなかなかすごい。眉毛を派手に動かして顔をしかめたり、鼻を膨らませたり、きれいな顔立ちを自ら躊躇なく壊す。さらに、長い足でガニ股で歩き、足を開げて座り、あぐらもかく。KARA時代のイメージをかなぐり捨てた姿だ。本人は楽しんでいるようでもあるが。

この役が決まってから周りの男性を観察して、仕草などを演技に取り入れているという。声も低く出すことを意識して、普段から「オヤジみたい」と言われるようになったそう。そもそも韓国人の彼女が日本人の役を演じるだけでも、ハードルは低くない。日常生活では会話も読み書きも日本語で不自由しない知英だが、『地獄先生ぬ~べ~』のゆきめ役のときは「日本の雪女の役なのにイントネーションがおかしい」と叩かれもした。だが、今回は不自然さをさほど感じさせない。そのうえで"オヤジ役"をやり切っているのは、陰の努力をうかがわせる。

入れ替わりものは少なくないが、池井戸潤原作の『民王』では何者かの陰謀で最先端科学を使った入れ替わりが起きているようで、今後の展開に興味が惹かれる。そのなかで知英のオヤジぶりがどこまでエスカレートするかも楽しみだ。一方、これまでも妖怪やロシア人など普通でない役が多い知英だが、単純に美人ぶりを堪能できるラブストーリーも見たい気がする。

文・斉藤貴志

https://youtu.be/1hEuJK_ije0


■参照リンク
『民王』公式サイト(毎週金曜夜11時15分より放送)
http://www.tv-asahi.co.jp/tamiou/
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