メッシ負傷、ネイマール脱税、リーガ離脱?・・・FCバルセロナが問題勃発でヤバすぎる




強すぎるゆえの悩みなのか、本当に「ヤバい」状況に...。

昨年三冠を達成したFCバルセロナが苦境に立たされている。ディフェンス陣はピケ、アルバなど負傷者続出で出たり入ったり。それだけでなく、未成年の選手の所属に関する問題にからんで、FIFAのペナルティによって2016年までの移籍禁止処分が続き、これまでの栄光を支えてきた人材育成の下部組織がほぼ解体状態にあるなど、チームの人事問題に暗雲が立ち込めている。
この処分の目的が、グラウディオラ監督時代からあまりにも強すぎた「バルサ潰し」なのか、貪欲に世界中の人材を引き抜き続けたチームへのペナルティなのか、意見は分かれているが、さらに、ここへ来てネイマールの金銭問題、メッシの怪我による長期離脱、さらにカタルーニャの州の独立によりスペインリーグ追放と相次いで問題が勃発している。

【ネイマールの脱税問題】
2011年から13年までの所得を過少申告し、資産1億8880万レアル(約57億2000万円)をブラジルの司法当局に凍結された。脱税分の6300万レアル(約18億8000万円)を支払えば罰則はなくネイマールが服役することもないと言われているが、頭を丸めて試合に出場するという、日本人のような禊で驚かせた。その他にも移籍金を巡りスペインの裁判所に起訴されるなど、ネイマールの金銭スキャンダルもパフォーマンスへの影響が懸念される。

【メッシ2ヶ月の負傷欠場】
6節ラス・パルマス戦における負傷でメッシが左内側副じん帯損傷と診断され2年ぶりに長期離脱することが決定。前回は6週間の負傷だったが、今回は最大8週間と言われている。2ヶ月間絶対的エース抜きで欧州、リーグ、カップ戦の過密スケジュールを戦わなければならない。現在トップチームの中でもクラウディオ・ブラボ(GK)、ヴェルメーレン(DF)、ラフィーニャ・アルカンタラ(MF)など、けが人続出で、前述の通り選手補強も不可と極めて厳しい状況だ。

【リーガ離脱?】
さらに、ここへ来て政治情勢に左右されるバルサ。なんとリーガ追放もしくは離脱問題が勃発している。9月27日に行われたカタルーニャ自治州の州議会選挙で独立派が過半数を獲得し、バルセロナのリーガ・エスパニョーラ脱退の現実味が帯び始めた。場合によっては、世界的に有名なレアル・マドリードとのクラシコ(伝統の一戦)が、チャンピオンズリーグなど、欧州の舞台でのみ実現する、幻のカードになりうる。しかし、バルサがCLに出場できているのも、スペインリーグに所属しているからこそであるというのも、リーグ脱退後に受け入れなければならない事実なのだ。
仮にバルサがリーガを脱退すればフランス一部リーグアンに所属するという噂や、商業的な影響力を踏まえ「独立したらリーガ追放」を掲げるスペイン協会との取引を行うことで、リーガ残留の可能性もあるが、とかくバルサの今後の雲行きは怪しい。

現在リーグ2位、5勝1敗と依然として優勝候補の一角であることには揺るぎないバルサ。しかし、相次ぐケガによるチームの崩壊、さらには政治情勢に翻弄されることで、2015/16年が最後のスペインリーグ参加年という非常に残念なことになりうる、まさに危機的状況といえるだろう。





【参照リンク】
http://www.fcbarcelona.com/
続きを読む