「スター・ウォーズ」シリーズに帰ってきたVFX界の巨匠フィル・ティペットに直撃! 「『フォースの覚醒』は子供時代へのアニメの旅」


「スター・ウォーズ」旧三部作の制作に携わり、『エピソード6/ジェダイの帰還』では、アカデミー賞視覚効果賞を受賞。映画界におけるデジタル・エフェクトの巨匠アニメーター、フィル・ティペット。彼が、歴史的大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で「スター・ウォーズ」シリーズに帰ってきた!このたび、そんな彼にインタビューを実施、『フォースの覚醒』制作の話や、VFXの道に進んだきっかけについて教えてくれた。


--ストップモーション・アニメーターとして何をされたか、具体的にお願いします。

どちらかというとプロデューサーのような立場で仕事をしていたんだ。たしか制作に入る一年前だけど、最終的にどんな風に見えるようにすべきか、そのプロセスを再構築したいと思った。今回は自分ではイラストの手描きもしなかったし、ストップモーションの作業もしなかった。ストップモーション・アニメーターたちが私のスタジオで作業をしたんだ。彼らはみんな、初期の『スター・ウォーズ』三部作にインスパイアされた人たちなんだよ。ほとんどみんな年老いた人たちだけど、この映画の仕事を通じて子供の頃の(スター・ウォーズを観ていた)時代へのアニメの旅に出る機会を得ることができたってわけなんだ。

--これまで素晴らしいキャリアと功績を残してきましたが、特殊効果の道に進む上で、どんなアーティストたちに触発されましたか?

子供の頃にテレビで『キング・コング』を観たんだ。そのときはまだ5歳だったから恐竜とかに興味があったかね。その後私が7歳のときにレイ・ハリーハウゼンの『シンドバッド七回目の航海』が公開された。驚いたね。目の前でなにが起こっているのかまったく理解できなかった。でも、人形アニメの特撮プロセスが非常に興味深かったんだ。二人の巨大なキャラクターにも魅了され、突然特殊効果がキャリアの目標となり、それを追求することにしたんだ。

--『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を観た、作品の感想をお願いします。

そうだね、この話を披露しよう。ある日試写室で、プロダクション・デザイナーのリック・カーターの隣に座っていたときのことだ。プロデューサーのキャスリーン・ケネディに招待されて、三人だけで試写を観たんだよ。作品は『ジュラシック・パーク』だった。で、(上映後に)彼女が後ろを振り返って私に「どう思う?」って聞いたんだ。私は「ひどくはないね」って答えた。すると彼女が「まさに、それこそ私が思ったことよ!」って言ったんだ。どれだけ時間をかけて作業をしても、音響デザインや編集の一部や色んなことがすべて一つになってから初めて、その成果が100%わかるんだ。


『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は5月4日(水)<スター・ウォーズの日>MovieNEX発売、4月27日(水)デジタル配信開始!



■参照リンク
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公式サイト
starwars.disney.co.jp/movie/force

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