暴力、麻薬、死!怪優ベニチオ・デル・トロが最新作『ボーダーライン』を語る 「この作品はいろんな法則を破っている」


アメリカとメキシコ国境の町フアレス。暴力、麻薬、死が日常と隣合わせに存在する無法地帯で繰り広げられる最前線での攻防を"極限の臨場感"で描き出すサスペンスアクション『ボーダーライン』。本年度アカデミー賞にて、撮影賞、作曲賞、音響編集賞の3部門にノミネートされた期待作においてさすがの怪演を見せたのが名優、ベニチオ・デル・トロだ。"謎のコンサルタント"を演じた彼が本作における役作りや、長年の友人であるジョシュ・ブローリンとの共演を語った。


--アレハンドロの役作りで大変だった点はありますか?どのようにして作り上げましたか?モデルなどいたのでしょうか?

モデルはいなかった。これはフィクションだからね。役作りは、他の作品と同じようにストーリーとキャラクターに集中すること。この役(アレハンドロ)の前後に起きたことを考える。そして、その瞬間を演じる。役は演技をしている中で考えてもいない方向に行く時もあれば、撮影を続けているうちに見つかる時もあるんだよ。

--アレハンドロというキャラは好きですか?あなたが大切な人を殺されたら復讐しますか?

アレハンドロの気持ちは理解はできるけど自分がどう行動するかは分からない。目には目を、というのは必ずしも正しいとは限らない。(復讐について)痛みや怒りを覚えるだろうけど、賛同は出来ないかもしれないね、でも理解はできるよ。演じる役としてはアレハンドロは好きだよ。キャラクターとして複雑だし、興味深い。こんな役は俳優であれば誰でもやりたいと思うんじゃないかな。


--ジョシュ・ブローリンとの共演はどうでしたか?

ジョシュは長年の友人であり、共演経験もある。彼のファンだし、いい俳優と仕事をするのはとても楽しいよ。あと彼はものすごいエネルギーがあるよ。

--エミリー・ブラントとの共演はどうでしたか?

エミリーも良く知っている。素晴らしい俳優で尊敬しているし、信頼しているよ。彼女もエネルギーがあるよ。笑

--一番好きなシーンはどこですか?

シーンというかこの作品に参加できて、一部になれたことがいちばんうれしかった。この作品はいろんな法則を破っている。最初は女性の視点だったのに、途中からアレハンドロの視点に変わる。とても実験的な構造を持った映画で本当にうまくいくのか疑ってたよ。結果、うまくいったけどね。新しい体験をできたことがうれしかった。


映画『ボーダーライン』は4月9日(土)角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国ロードショー



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■参照リンク
映画『ボーダーライン』公式サイト
border-line.jp

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