こだわり抜かれた光と闇・・・徹底したリアリズムで見せる映画『ボーダーライン』メイキング映像が到着



『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラント主演作『ボーダーライン』(原題:『sicario』)が公開されている。暴力、麻薬、死が日常と隣合わせに存在する無法地帯で繰り広げられる最前線での攻防を極限の臨場感で描き出す本作は第88回アカデミー賞にて、撮影賞(ロジャー・ディーキンス)を始め3部門にノミネートされた。この度、本作を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と、ロジャー・ディーキンス撮影監督が徹底したリアリズム、プロダクションデザインを語る特別映像が公開された。

https://youtu.be/ig7THi6fShE


『プリズナーズ』『灼熱の魂』の実力派ドゥニ・ヴィルヌーヴと、『ショーシャンクの空に』『007 スカイフォール』の名匠ロジャー・ディーキンスがタッグをくんだ本作。力強い脚本に惹きつけられたというドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、観客には映画のシーンで起きていることをリアルに感じてもらいたい、と語る。人間の最も暗い闇に包まれた部分をみせること、それはストレスでもあるというが、監督の解釈を加え、ビジュアル・アートを制作したとのこと。

撮影監督のロジャ ー・ディーキンスは、「80年代にメキシコの国境を題材にして多くの写真を撮っているアレックス・ウェブ(マグナムフォトなどで活躍するアメリカ人写真家)の作品を参考にした。構図のセンスや色の使い方は素晴らしいと思う」とコメント。照明の使い方、キャラクターや色彩、光と闇について、冒頭のスワット車両で捜査現場へ向かうケイト(エミリー)のシーンの様々なプロセスを経て作られた制作秘話は必見だ。


エミリーが演じるのは、物語の舞台はアメリカとメキシコ国境の町フアレスに送り込まれるFBI捜査官。さらに、オスカー俳優、ベニチオ・デル・トロが謎のコンサルタント役を怪演し、物語に凄味を加える。脇を固めるのは、『ノーカントリー』のジョシュ・ブローリン。飄々と的確に任務をこなすリーダー役を好演。サスペンスアクションの傑作がここに誕生した。

先日、制作決定が発表された本作の続編は、今回と同様にテイラー・シェリダンが脚本を担当し、エミリー・ブラント、ベニチオ・デルトロ、ジョシュ・ブローリンの出演が予定されているという。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も制作には携わっているもののSF映画の金字塔『ブレードランナー』続編の監督を務めており続投するかはまだ正式には発表されていないが、今最も注目さ れているドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と最高のスタッフ陣で作り上げられた本作のクオリティを堪能しつつ、続編の公開を待ちたい。

映画『ボーダーライン』は角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて絶賛公開中

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■参照リンク
映画『ボーダーライン』公式サイト
border-line.jp

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