アンジュルムの「名作シリーズ」が大拡散中! アイドルによるSNS施策の理想形を示す5つの動画とは


先日ニューシングル「次々続々/糸島Distance/恋ならとっくに始まってる」をリリースし、現在はコンサートツアー「九位一体」で全国を飛び回るアンジュルム。ハロー!プロジェクトの中でもいま最も勢いに乗っているグループの一つとの呼び声も高い彼女たちだが、Twitterのオフィシャル情報発信アカウント( @angerme_upfront )で最近始まった施策が大きな話題を呼んでいる。「#名作シリーズ」というハッシュタグのつけられたこの施策、一体何がすごいのだろうか。


5月6日からスタートしたこの「#名作シリーズ」施策。ツイートによると「ツアースタート&新曲発売記念!!本日から不定期で、新曲に関連したものから、全く関係ないものまで様々な映像を"次々続々"と配信していきます!お楽しみに!!」とのことであり、以降も不定期に30秒程度の動画がアップされている。アイドルの動画をアップするというオーソドックスな施策にも思えるが、驚くべきはその動画の破壊力だ。アンジュルムのメンバーのナチュラルな強さや奇天烈さが尋常ではなく、かつそれを見たファンによるリアクションによって話題が拡散、アイドルによるSNS施策としてひとつの理想形を示している。

そこで本日はアンジュルムの「#名作シリーズ」の中から印象的な5つの動画を取り上げてみたい。いずれも何かしらの意味で驚くべき内容となっている。

(1)『ガチ筋トレ』


ライブ前の楽屋の映像。メンバーの田村芽実と室田瑞希が筋トレをしているというただそれだけの動画だが、単純にそのアスリートっぷりが尋常ではない。このトレーニングを1分間続けることが出来る肉体があってこそのアンジュルムのパフォーマンスなのだと、驚きとともに納得してしまう。さらに音声を聞くと、ほかのメンバーたちはモーニング娘。の過去のライブ映像を見ながら研究していることも分かる。いついかなるときでも成長しようとすることをやめないアンジュルムの姿を見て、日々の努力の重要さに改めて気づいたファンも多いようだ。

(2)『続々ラップ』


ニューシングル「次々続々」のミュージックビデオ撮影の際のオフカット映像。メンバーたちがふざけてアドリブでダンスを合わせているのだが、そもそものポテンシャルが高すぎるためにただのおふざけが一つの作品に昇華してしまっている。このバージョンのミュージックビデオもリリースしてほしいほどだ。そしてもちろんこの動画を見終わったあとに完成品を見たいと思うのは道理であり、プロモーションという意味においても非常に効果的な映像だと言えるだろう。

アンジュルム『次々続々』(ANGERME[One by One, One after Another])(Promotion Edit)


(3)『巨大ワニ』


新曲発売記念イベントの模様を抜粋して公開。巨大ワニに襲われる夢を見た室田瑞希がその夢の内容を一所懸命にしゃべっているというただそれだけの動画であり、だから何だということもないのだが、見ればギスギスした気持ちが一切なくなってしまうから不思議だ。17歳の室田瑞希の夢の話を21歳の和田彩花がにこにこしながら聞いている、というそんな景色がこの世界に存在していること自体がひとつの希望だと言える。炎上マーケティングとは一切無縁の、誰も傷つくことのないSNS施策となっている。

(4)『続・斎藤さん』


空き時間を利用して「斎藤さんゲーム」を楽しんでいるメンバーの映像。リズムに合わせるゲームなのだが、リズムの取り方と声の出し方が全員プロのそれであり、もはやひとつの楽曲が完成されている。あまりにも耳に心地いいため、何度も再生してしまうファンも多いようだ。また「斎藤です!」と言うときの佐々木莉佳子の表情が抜群すぎて、何度見ても色褪せることがない。こういった中毒性の高さもまた、SNSで話題になるひとつの要因だと言えるだろう。

(5)『純粋無垢・田村芽実』


自分のお菓子を食べられて駄々をこねている田村芽実の映像。それだけ聞くとよくありがちな、あえてふざけて駄々をこねることで可愛い姿を見せているのだろうと思いきや、本気で駄々をこねているという衝撃的な映像だ。田村芽実、17歳。ひとたびステージに上がれば圧倒的なパフォーマンスを見せてくれる田村芽実だけにそのギャップが大きな話題となり、いまも拡散を続けている。

また特筆すべきは、現在はファン一人ひとりがSNSによって情報を発信できる環境にあり、そのためこの動画が公開されたあとでもさらに情報が付け加えられていくという点だ。握手会やイベントで本人が語るところによると、お菓子を食べた犯人は竹内朱莉であり、お菓子はポッキー、お菓子を食べられただけならまだ良かったのだが自分の悪口を言いながらお菓子を食べていたことに立腹したということが明らかになっている。

SNS全盛の現在、多くのプロモーション施策が行われているわけだが、映像を公開することがゴールではなくそれをきっかけとしてユーザーが楽しみ、それが結果としてプロモーションに繋がる。アンジュルムの「#名作シリーズ」は、そんな幸福なSNS施策の一つのあり方を示したと言えるのかもしれない。

■参照リンク
アンジュルム Twitter
https://twitter.com/angerme_upfront

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