本木雅弘主演、西川美和監督最新作『永い言い訳』、物語の中では揃うことのない「ふたつの家族」が揃う幻想的なメインビジュアル公開


『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演となる本木雅弘を迎え、直木賞候補となった自らの小説を映画化する最新作『永い言い訳』が10月14日(金)より公開される。この度、本作のメインビジュアルが完成した。


メインビジュアルは、東京ADC賞最高賞、ニューヨークADC賞、日本写真協会 作家賞など多くの賞を受賞してきた写真家・上田義彦が撮り下ろしたことが発表された。「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった。そこから愛し始めた。」という幸夫の心情を表現するメインコピーとともに、実際に物語の中では揃うことがなかった幸夫・夏子夫婦(本木雅弘・深津絵里)と陽一・ゆき夫婦(竹原ピストル・堀内敬子)とその子供たち6名、ふたつの家族が海辺に佇む姿が幻想的に写し出されている。日本を代表する写真家が手がけたメインビジュアルを西川美和監督は、「失われた夢のような写真」とコメントしている。


【西川美和コメント全文】
せっかくならメインビジュアルは日本一のフォトグラファーに撮ってもらおうぜ』とアートディレクターの後智仁さんから上田義彦さんの名前を提案されました。バカなことを言うのも大概にして欲しいと思いましたが、バカのふりをして頼んでみることにしました。お返事はすぐに来て「楽しみです」と上田さんは言われました。撮りたい写真について語る時、上田さんは少年のようにうきうきとして、本当に楽しそうです。
上田さんの写真は、人も、風景も、家族も、広告物も、すべてに「世界」の果てしなさと、根源的な神聖さとが、限りなく寡黙なまましっかりと焼き付けられている気がします。作品を説明する補助的な写真ではなく、私の映画の中には語られない、もしかしたらあり得たかも知れないもう一つの「ある日」を撮ってもらいたいと思いました。現実にはついぞ揃うことのなかった二つの家族のひとびとが集い、失われた夢のような写真が仕上がりました。ロケーションは千葉の九十九里浜ですが、未明からの台風の名残が、この世のものとは思えない海と光と風の色を作り出しました。上田義彦という少年の魔法だと思いました。


人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(本木雅弘)は、妻・夏子(深津絵里)が旅先で不慮の事故に遭い、親友のゆき(堀内敬子)とともに亡くなったと知らせを受ける。まさにその時、不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、ゆきの遺族――トラック運転手の夫・陽一(竹原ピストル)とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだすのだが...。

映画『永い言い訳』は10月14日(金)全国ロードショー

(C) 2016 「永い言い訳」製作委員会



■参照リンク
映画『永い言い訳』公式サイト
nagai-iiwake.com

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