『セカムズ』『あさが来た』でタイプの異なるヒロイン像を作り上げた波瑠、柔軟性の高い演技力が話題に


日本テレビ系列で水曜22時から放送されているドラマ『世界一難しい恋』で、ヒロイン・柴山美咲を演じている人気女優・波瑠(24)。彼女にとっては、今春まで放送されていたNHKの連続テレビ小説『あさが来た』と連続してのヒロイン役となったが、近頃ではこの二つのドラマにおいて「まったく異なるヒロイン」を演じ分ける彼女の器用さとその柔軟性に、テレビの前の視聴者から称賛の声が相次いで巻き起こっている。


幕末から明治、大正時代の激動する日本を舞台に、女性企業家・広岡浅子をモデルとしたヒロイン・白岡あさの生涯を演じたNHKの『あさが来た』(2015年度下半期放送)とは打って変わり、この『世界一難しい恋』で波瑠が演じているのは、嵐の大野智演じる若きホテルオーナー・鮫島零治の下で働く「学級委員タイプ」の中途採用社員・柴山美咲。

前出のドラマにおける「あさ」とは違い、平成の世に生きる彼女は、紆余曲折の末に鮫島と交際するようになるも、その後、「物言う社員」ぶりが仇となり、ことあるごとに彼と対立。結局、鮫島は彼女にクビを言い渡してしまうこととなるのだが、彼女は、クビを撤回しようと逡巡する鮫島の気持ちをよそに、なんともあっさりとライバルホテルへ電撃移籍してしまうという、"現代っ子"ぶりを披露する。そんなストーリー展開の中、波瑠は、同じヒロインでも、19~20世紀のパイオニア的な女性であった「あさ」とはまた違った、"平成の女性像"を好演している。

波瑠といえば、2007年から2012年まで『セブンティーン』、その後2015年までは『non-no』と、人気ファッション誌の専属モデルとして活躍するなど、近年の大ブレイクまでは「モデル」としてのイメージが強かったが、その一方で、こうしたモデル活動と並行する形で、2006年のドラマ『対岸の彼女』(WOWOW)でのエキストラ的な出演を皮切りに、細かい役で少しずつ地道にキャリアと経験を積み、映画での役作りのために独学でギターを習得したり、さらには派手なアクションにも挑戦したり、専業女優顔負けのひたむきな努力を積み重ねてきたという経緯がある。さらに、2013年のドラマ『ノーコン・キッド ~ぼくらのゲーム史~』(日本テレビ)では、美人ゲーマー・高野文美役を演じたが、その際に彼女は、実年齢22歳にして、15歳~45歳までの役を一人で演じきるという、後の朝ドラでの柔軟性のある演技を予見させる好演ぶりを披露しているという点も興味深い。

さて、そんな魅力的な女性像を柔軟に演じわける波瑠が活躍中の『世界一難しい恋』、5月8日放送された第9話では、鮫島との関係が修復されぬままストーリーが終わったが、果たして最終話で、彼女と鮫島がどのような結末を迎えるのか、気になるところだ。




■参照リンク
『世界一難しい恋』公式サイト(日本テレビ系列)
www.ntv.co.jp/sekamuzu/
『世界一難しい恋』公式Twitter
https://twitter.com/sekamuzu

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