日南響子がミステリアスな回収屋役に体当たりで挑戦!残虐すぎる問題作『シマウマ』は「スカッとすると思います」


小幡文生による"絶対に読んではいけない漫画"「シマウマ」を禁断の実写映画化した本作は、ありとあらゆる方法を用いて他者に受けた屈辱などを昇華させる"回収屋"の世界を描いたウルトラ衝撃作! その"回収屋"のメンバーで、ミステリアスなキイヌを演じた日南響子に直撃取材! おなじみ、AOLニュース読者へのありがたいメッセージもあるぞ!


――"回収屋"のキイヌという役柄は、演じる上でいろいろと工夫が要りそうでした。

セリフが少ないので、どう空気感を出すかは考えましたね。言葉では語らない代わりに、目線ひとつで語るような。だから目線にはこだわりました。流し目もしてみて、誰に対しても冷酷な空気感を出しているように心がけました。オファーをいただいた時、監督が「キイヌ役にピッタリです」と言ってくださったのですが、でも原作マンガを読まないでほしいとも言われていて(笑)。

――でも、ピッタリと言われれば、読みたくなりますよね(笑)!

そうなんです(笑)。興味がわいて読んでしまって、でもなるほどなと思いました。容姿が全然違うんですよね。原作のキイヌは髪が長くて金髪で、メガネをかけていて。そこが違うことがいいか悪いかは別として、撮影が終わったいま、映画バージョンのキイヌ、映画でしか生きていないキイヌが演じられたのではないかと思っています。

――思っていた以上に相当、ショッキングでした! R18レベルのR15ですよ!

思いました(笑)。そこはファンの皆さんも気になっているところみたいで。「R15なの?」という声が届いていましたね。でも、過激度が薄まって15に落ち着いているわけではなく、まさかの15だったと思います。どっちだろうと思いますが、こっちでした(笑)。


――さて、今回は主題歌も手掛けていますが、自分で曲を作ることで見えてくるものはありますか?

お芝居でも言えますが、自分で作ると説得力がありますよね。まずは自分で作ることを、定着させていきたい。最初は自分が作りたいモノを好きに作っているだけでしたが、今回のように元の映画があって、そこに当てはめていく作業を経験すると、映画への見方も変わって、とても勉強になりましたね。

――アーティストは、どういうテーマで活動しているのですか?

珠麟というアーティスト名は金魚から取っていて、和をテーマにしています。昭和ではなく平成歌謡として、新しい歌謡曲を目指しています。火曜ジャズとかロックも作りますが、裏テーマとして花魁を入れています。花魁の世界は芸能として華々しく見えますが、その裏にある苦悩が好きで。そこを表現したいと、いろいろと模索しています


――花魁というと、前回の主演映画である『桜姫』(13)のモチーフでもありますね。

そうなんです! あの役柄のお話をいただいた時に運命を感じましたが、あれから曲を作っていも遊女のことを書いていて、改めて自分の関心が強いことを知りました。だから、テーマを遊女に絞っていこうと思い、和に寄せています。洋楽テイストのジャズもしますが、金魚や日本の昔の文化などに寄せて表現したいなと思っています。

――今日はありがとうございました!すぐに回収屋のターゲットになってしまいそうなAOLニュースの読者に一言お願いいたします!

皆が皆、こういう映画が得意かわからないですが、スカッとすると思います。原作もそうでしたが、完成した映画を観て、すごく爽快感が残ったんですよね。スッキリするんです。だから、年齢的にもいろいろな経験をされている方々がいると思うんですけど、回収屋が暴れる様子を観ていただいて、反対に感想をうかがいたいです(笑)!


映画『シマウマ』は、全国順次公開中!



ⓒ2015東映ビデオ

■参照リンク
映画『シマウマ』公式サイト
shimauma-movie.com

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