テレ東・佐久間宣行プロデューサーが『溺れるナイフ』を大絶賛! 「つまんないカットが一個もない」


8月10日に行われた新感覚ファッション・カルチャーマガジン「Maybe!(メイビー)vol.1」(小学館)の書店イベントにて、11月5日に公開される『溺れるナイフ』のメガホンを取った新鋭監督・山戸結希と『ゴットタン』をはじめとした多くのヒット番組を持つテレビ東京プロデューサーの佐久間宣行が対談を行った。

(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会

『溺れるナイフ』は、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける同名少女マンガを、小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音という最も旬な俳優陣で実写映画化した作品だ。『あの娘が海辺で踊ってる』(12)、『おとぎ話みたい』(14)等、目を見張るスピードで独自の美学溢れる青春映画を進化させた山戸によって痛みとときめきがスクリーンの中で共鳴する誰も出会ったことのないラブストーリーが完成した。

(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会

本作を「見たばっかり」だという佐久間は「みなさん、まだでしょ?見たほうがいいですよ絶対」「つまんないカットが一個もない」と映画を大絶賛。特に、「僕はジャニーズウエストの重岡君とたまに仕事をしてたんですけど、重岡君があんなにすごいと思わなかった」「女の子だったらずきゅんってきちゃうようなキスシーンとかが、すごくいいっていうのがあって」と、心を閉ざすようになったヒロイン・夏芽(小松菜奈)に寄り添う同級生・大友役を演じた重岡大毅(ジャニーズWEST)を賞賛した。

それに対し、山戸は、「今まで、乃木坂46さんなど女子のアイドルを撮らせていただいてきたのですが、ペルソナとその個人の身体性をめぐる問いがずっとあって、もし、男子のアイドルを撮るとしたら、こういう方法論に変換して適応できるのになって思っていました。その実験の記念すべき第一弾として、純朴な重岡君にぶち込んでしまいましたね」と述べると、「重岡君がそういうタイプの人に見えない、ペルソナがあるタイプじゃなくてそのまんまに近いじゃないですか、それをよく更にやったなっていう。山戸さんすごいことやってるなあって思いましたね」と佐久間が感嘆をもらした。「重岡君には、すくすく育っていってほしいなって思います」と語る山戸は本作で重岡に「初映画ではないけれど、初映画みたいな形で呪いをかけた」とのことで、重岡ファンには必見の一本であることは間違いなさそうだ。

(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会

さらに、山戸の作品『おとぎ話みたい』の着想について話が及ぶと、「今まで自分が恋愛映画だけを撮っているっていう自覚が全くなかった」とし、「『ラブを撮ろう』と思って撮ってるわけじゃなくて」「若い10代の肉体の実存にかかわる問題として、何が決定的に響いてくるのかを考えたときに、女の子の10代の人生を揺るがすものが恋でしかないっていうのがあったんでしょうね。結果、若い女の子を撮ろうとしたときに決定的にいつも恋が絡んできていたっていう感じですね」と述べている。

鑑賞した佐久間は、「いろいろ、メールでは伝えられないなと思って。(観た日が)豪雨だったんですけど、(山戸に対し)『見終わったら雨が上がってました』っていうわけのわからないポエムみたいなの(メール)送ってて」と、強い衝撃を受けた様子を語った『溺れるナイフ』。本作は、映画が新たな時代に突入した瞬間に立ち会う興奮と幸福を観る者に与えるだろう。


映画『溺れるナイフ』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー



■映画『溺れるナイフ』公式サイト
gaga.ne.jp/oboreruknife/

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