松本幸四郎&宮沢りえ&伊勢谷友介、映画『ジャングル・ブック』の吹替出演に喜び 「生きる勇気を与えられました」


全世界興収で9億6,400万ドル(約1,000億円)を超えの大ヒット記録! ここ日本でも新祝日"山の日"8月11日(木)に公開され、公開4週目で20億円超のヒットを記録中のディズニー映画『ジャングル・ブック』! その公開を記念して、日本語吹替えを務めた黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、主人公の少年モーグリの母親代わりとして深い愛を注ぐオオカミのラクシャ役の宮沢りえ、ジャングルの支配者シア・カーン役の伊勢谷友介という超豪華な面々を直撃! これほどまでに豪華インタビューを他に僕は知りません!


――この作品は力強く生きることへのメッセージなどがありますが、声優として参加された皆さんも何かを受け取りましたか?

宮沢:わたしには娘がいますが、大自然の中での厳しさや生命力にあふれる瞬間とか、そういうことを教育として教えるにあたっては、言葉では難しいものですよね。この作品は一人の少年がみずみずしくたくましく自然の中で生きていく姿を目の当たりにできる素晴らしい作品なので、早く劇場に娘を連れて行きたいと思っています。

今は希望や夢とかが、もやにかかっているような世の中で、その中で救いがある作品だなとも思いました。

伊勢谷:僕はシア・カーンという力でジャングルを支配していく立場の役柄でしたが、彼を通じて人間界の構造が見え隠れすると思いました。力で世の中を支配して権利をはく奪し権力を得ていくような彼は、調和を乱すだけの存在であることがわかるんです。そうなってはいけない、ということを知ったような気もしました。

幸四郎:原作の「ジャングル・ブック」、そしてディズニーのアニメーション作品も観ていますが、今回の実写版は完璧ですね。僕は演じていて、奇跡というものは起きることを手をこまねいて見ているものではなく、皆で力を合わせて起こすものだと思いました。生きる勇気を与えられました。


――日本語吹替えで大変だったこと何でしょうか?

幸四郎:すべてです(笑)。

宮沢:わたしたちの役割は声という音だけしかないけれど、そこに深い愛情を持った母親の存在として、ふさわしい声を出すことが難しかったです。自分自身が演じる時は肉体や表情もありますが、深い愛情を持っているということはどういうことだろうという想像は、大変でもありましたし喜びでもありました。

伊勢谷:僕は、吠えることが大変でした。自分よりも大きな骨格をイメージして自分自身が迫力で負けそうになるぐらい吠えてみたのですが、聴いてみると、そうでもなかったですね(笑)。まだまだ頑張らなくては、という気持ちになりました。

――主人公の少年モーグリの成長物語は、トラブルや敵も現れ、観ていて心奪われるシーンも多かったです。

宮沢:わたしは彼を育てるオオカミの役で、最終的に彼を冒険の旅に出すシーンもありますが、家でそばにいてかわいがるだけが愛情ではなくて、時には強さをもって突き放すということが大きな愛情であるということを、母親である自分も感じました。自分自身でもハードルの高い、やりがいのある仕事の方が結果的に成長することがあるので、それは響きましたね。

伊勢谷:僕もそういう考え方が好きですね。そうしないと、頑張る子にならないと思います。人によるのでしょうけれど、僕は放っておいてくれるほうがいい。僕は勝手に進んで、勝手に(崖から)落ちてしまうタイプでしたけれど(笑)。


幸四郎:僕は初めての吹替えで、バギーラという黒ヒョウを演じましたが、演じていてバギーラは我が子を若い頃に失くしていると思ったんです。それは僕の勝手な役作りですが、そう思ったら眼差しが全然違って見えたんです。子を失くした黒ヒョウということで演じた。そうするとモーグリへの愛情も違ってきて、CGの表情がすごく迫ってきた。

宮沢:動物の表情が本当に深いですよね。録音の時はある場面を何度も繰り返して観ますが、観るたびに心が入っていく。それは素晴らしいと思いました。

伊勢谷:僕はCGであることで、結果的に映像を観ることになっている気がしました。動物たちの波打つ毛や、自然に目にした事のあるような震えている動きの描写などが凄く繊細に表現されていて、それが気持ち良くて、思わず魅入って観てしまう。そういう効果もあったと思います。

映画『ジャングル・ブック』は、大ヒット公開中!



■『ジャングル・ブック』公式サイト
Disney.jp/junglebook
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