韓国で駐車禁止違反をしまくった50代の夫婦が、住民に注意を呼びかけるために書いた「張り紙」がネット上で物議を醸す


韓国のコミュニティーサイトで9月5日、駐車禁止違反をしないよう住民に注意を呼びかける張り紙が話題を集めている。


サイトに投稿されたのは、障害者用の駐車スペースに関する張り紙の写真。張り紙には「障害者駐車場に駐車してはいけません。誰かが撮って通報します。罰金を支払うことになるので注意してください」と書いてある。

これだけなら普通の注意文だが、その下には小さく「カパラッチが引っ越してきた。私も何回か被害に遭いました」と記されている。実はこの張り紙は、駐車場の管理人ではなく、以前この場所で取り締まりにあい、罰金を払った人が張ったものなのである。

だが、なぜ違反した人がわざわざ張り紙をしたのだろうか? それは、韓国の違反車取り締まり制度と関係があるかもしれない。

日本は駐車違反の取り締まりを警察や警察から委託された民間企業の係員が行うが、韓国では一般市民も取り締まりに参加することができる。役所に証拠の写真と共にこっそり通報し、違反車両だと認められれば、なんと褒賞金も出るのである。

通報者は違反者に気付かれないように撮影するので、韓国では通報者のことを車「car」と「パパラッチ」をかけ合わせた「カパラッチ」と呼んでいる。この張り紙を貼った50代の夫婦は、障害者でもないのに障害者用スペースを何度も使用。そのため、カパラッチに10数回も通報され、これまでに罰金100万ウォン(約10万円)を支払ったという。

サイトによると、この50代夫婦は何度も取り締まりにあったのがよほど悔しかったのか、カパラッチが誰なのかを突き止めるため、隣近所を一軒一軒訪ねて行動などを調べて回っているのだとか。そもそも、障害者用スペースに何度も駐めるのが悪いのだが、この張り紙を読む限り、この夫婦は自分たちが間違っているとは思っていないようだ。

この出来事は韓国のネット上で話題を集めており、ネットユーザーたちも「違反しておきながら人のせいにするの?」などと呆れている。

■参照リンク
http://news.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0010909572&code=61121111&cp=nv
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