新ドラマ『下剋上受験』阿部サダヲ&深田恭子の娘役! 注目の11歳・山田美紅羽、カラオケでは「『プレイバックpart2』とか昔のも歌います」 【インタビュー】


1月スタートのドラマで早くも注目の『下剋上受験』(TBS系/金曜22時~)。中卒夫婦の偏差値41の娘が塾にも通わず、父親と二人三脚で最難関中学受験に挑むストーリー。阿部サダヲと深田恭子が演じる夫婦の娘役に抜擢されたのが、11歳の山田美紅羽だ。オンエア前に先取りでインタビュー。素顔も明るく元気いっぱいだが、時折り妙に子どもらしからぬ話が出るのが面白い。


――美紅羽(みくう)って本名なんですか?

山田:本名です! 美しい紅の羽。由来は秋生まれでモミジをイメージしたのと、とり年だから羽を入れた感じです。学校では「ヘンな名前」と言われるときもあるけど(笑)、自分では気に入ってます。

――『下剋上受験』で演じる佳織役は、オーディションで250人から選ばれたそうですね。

山田:最終的にはけっこう絞られて、ドキドキしました。オーディションは手ごたえがあったと思ったら「ガーン!」だったり、ダメだと思ったら受かったり、ホントわからなくて。『下剋上受験』のときはすごく演技のうまい子もいたから、「受からなくても印象には残るゾ!」って気合いを入れてやりました。

――撮影に入ってから、佳織の性格が自分と似てるとか似てないとか、思いました?

山田:元気なところと天然っぽいところは似てるかな? 素直なところは憧れます。私は自分の意見を通して、ちょっとモメるので(笑)。お父さんにも「いやでも、こっちのほうがいいと思う」とか言って粘ります。

――美紅羽ちゃんは勉強のほうは?

山田:いちおう普段もやってるつもりですけど、ちょっと苦手な感じです(笑)。得意なのは図工や家庭科で、頭を使うほうじゃなくて。算数や国語も0点を取ったりはしませんけど(笑)。

――一生懸命勉強したこともある?

山田:50問テストで悪い点数を取っちゃって、次のときは早起きしてドリルの見直しをしたら、そこそこの点数でした(笑)。朝に勉強すると覚えられます。でも、セリフは睡眠を取ると覚えてたりします。夜に練習していて、集中力が切れちゃって寝て、朝起きたら言えたり。

――今回の『下剋上受験』はセリフも多いんですよね?

山田:そうですね。たまに長セリフもあります。まとめて覚えても忘れちゃうから、次のシーンの分をちょこちょこ覚えて、地道にやってます(笑)。

――お父さん役の阿部サダヲさんやお母さん役の深田恭子さんの出演作は見たことはありました?

山田:阿部さんの『なくもんか』や、深田さんの『下妻物語』を見ました。

――『下妻物語』なんか、生まれる前の映画でしょう?

山田:DVDを借りて見たんです。(主人公の)2人のギャップが面白くて、服もかわいくて。けっこう渋い映画が好きです。『男はつらいよ』とか。(同じ山田洋次監督の)『母と暮せば』のオーディションの前に見たら、ハマっちゃいました。

――小学5年生が『男はつらいよ』を見ると、どこが面白いんですか?

山田:ホッコリします。あまりイヤなヤツとか出てこないじゃないですか。タコ社長が面白いし(笑)。他に好きなのは『釣りバカ日誌』とか。阿部さんが出てる『舞妓Haaaan!!!』もテレビでやっていたのを録画して、すごく面白かったです。

――現場では両親役の2人とどんな話を?

山田:一度、ペットの話をしました。マンションで撮影していたとき、近所に子猫と子犬を飼ってる方がいたみたいで、「ニャー」とか「ワンワン」とか聞こえてきて。深田さんに「何か飼ってますか?」って聞いたら「トイプードルを飼ってるの」という話になりました。阿部さんは猫ちゃんを飼ってるそうです。

――美紅羽ちゃんは犬派? 猫派?

山田:私はヤマトという猫を飼ってます。『グーグーだって猫である』で共演した猫ちゃんで、本当に里親を募集していて。おばあちゃんに「顔に傷を付けられたらどうするの?」と反対されたんですけど、すごくおとなしい子で、飼って良かったです。ヤマトが来てから、仕事の運も上がった気がします。オーディションに行くとき、ヤマトと握手したら受かったり。まあ、気のせいかもしれませんけど(笑)。

――普段はどんなことをして遊んでるんですか?

山田:地元の公園の迷路とかで鬼ごっこしたり。学校でも外遊びが大好き。バスケットボールでドリブルしながら相手チームに渡さない"鳥かご"とか、シンプルに校庭で鬼ごっことか。仲の良い女子は教室でお話して盛り上がってますけど、私は男子たちとギャーギャー騒いでます(笑)。1年生のときはすましてたのに、外遊びをするとすぐ化けの皮がはがれて、モテ期は1週間で終わりました(笑)。

――先生に怒られることもあります?

山田:廊下を走っていて怒られることは多いです。この前は男の子たちがふざけてホウキでチャンバラをしていたから、「やめなさい!」って私もホウキでカチンとやったら、「何だと!」ってバトルが始まっちゃって(笑)。カチャカチャやってたら、先生にすごく怒られました。止めたつもりが巻き添えをくらって(笑)。

――プロフィールでは趣味にカラオケもありますが、どんな曲を歌うんですか?

山田:松田聖子さんとか。お母さんが好きだったんですけど、小さい頃からベッドの上でピョンピョン跳ねながら♪あの島へ~って「青い珊瑚礁」をめっちゃ歌ってたんです。カラオケでは(AKB48の)「恋するフォーチュンクッキー」とか定番も歌うし、山口百恵さんの「プレイバックpart2」とか昔のも歌います。もともと事務所に入ったのも、どうしてもアイドルになりたかったからなんです。

――アイドルといっても、AKB48とかより聖子さんに憧れて?

山田:きっかけは聖子さんでした。ピンク・レディーさんとかもいろいろ聞いて、自分でも歌うようになって。それでミラキャン(ミラクルキャンディーベリー)というユニットもやってますけど、子役の活動も楽しそうだと思って、オーディションを受けたら1コ受かって、そのまま続けてる感じです。

――今は大人になっても女優さんをやりたいと?

山田:やりたいですね。やっぱりアイドルは若いうちしかできませんから(笑)。花のあるうちにやり切って、年がいってきたら女優さんのほうで頑張ろうかと。

――女優さんで「こういうふうになりたい」という人はいます?

山田:特に目標はないです。でも、吉永小百合さんみたいにずっと活躍して、幅広い役ができるようになりたいです。今の私は明るくて元気な役が多いので、腹黒い役やクールな役もやりたくて。顔的にできるかわかりませんけど(笑)。

――とりあえず4月から小学6年生ですが、『下剋上受験』に出て、自分も中学受験したい気持ちになったりは?

山田:それは思わないです(笑)。普通に勉強は頑張ろうと思いますけど、もし(学力が)高い中学に入っても落ちこぼれになりそうだし。地元の普通の中学に行って、高校受験したほうがいいかな。そのときは落ちないようにします(笑)。

文・斉藤貴志


山田美紅花(やまだ・みくう)●2005年11月14日生まれ、東京都出身、A型、133㎝。これまでの主な出演作は映画『母と暮せば』、『ボクの妻と結婚してください。』、ドラマ『瀬戸内少年野球団』(テレビ朝日系)、『グーグーだって猫である』(WOWOW)など。4人組アイドルユニット・ミラクルキャンディベリーでも活動。

金曜ドラマ『下剋上受験』
TBS系/金曜22時~
1月13日スタート(初回15分拡大)

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