全米で大ヒット中の映画『インクレディブル・ファミリー』、SNSでの呼び掛けで光の点滅シーンの注意書きが掲載される事に


全米で6月15日に公開された『インクレディブル・ファミリー』は、初登場の興行収入が1億8,000万ドルを突破し、あらゆる記録を塗り替えている(日本公開は8月1日)。本作には光の点滅シーンがあるそうだが、ソーシャルメディアでの呼びかけのおかげで、事前に注意を促すことができているようだ。


光の点滅シーンがあること、そしてディズニー/ピクサー側からこれに関する警告を行うように依頼したのは、本作のファンであり、自身も視覚が不自由だというヴェロニカ・ルイスさん(@veron4ica)。

エンタメ系メディア『ヴァラエティ』によれば、彼女のツイートがディズニーにも伝わったことで、『インクレディブル・ファミリー』を上映する全ての映画館で該当するシーンについての警告が行われるようになったという。

以下は、ヴェロニカ・ルイスさんの実際のツイートの一部だ。

「健康被害への注意喚起:まだあまり知られていないようですが、公開中の『インクレディブル・ファミリー』には光が点滅するシーンが多用されているため、てんかん、片頭痛、慢性疾患の方に影響がある可能性があります。このつぶやきはネタバレではないのでご安心を。

映画の中で、悪役が方向感覚を失わせるために、高速で点滅する真っ白な光を武器として選ぶのです。該当するシーンの1つは1分半ほど続き、それ以外のシーンは5秒から30秒続きます。

光の点滅のシーンは映画の最初から最後までありましたが、その多くに警告はありませんでした。私の音声ガイド機器でも事前の警告はなく、理由なく突然光の点滅が発生しました」

光に敏感な他の観客もこの問題についてつぶやいていた。

「私もまさに光の点滅のせいで退席しなくてはならなかった。事前に何の警告もなし。一言くらいあってもいいのでは?」

「『インクレディブル・ファミリー』ではてんかんの患者に向けた注意喚起を行うべきではないだろうか」

これを受けて、米国の各上映館には次のような注意書きが貼られるようになった。「インクレディブル2(原題)には、光りの点滅が続くシーンが含まれ、光感受性のてんかんやその他の光感受性の症状に敏感なお客様に影響を与える可能性がございます」

以下は、全米最大の映画館チェーン、リーガル・シネマに掲載された注意書きの画像だ。

「『インクレディブル・ファミリー』でてんかん患者への影響が懸念されるストロボが使用されている件について、リーガル・シネマが上映館に警告を貼り出してくれたことに感謝」

多数のツイートがインターネット上を駆け巡り、ディズニー側の目に留まったことについて、ヴェロニカ・ルイスさんは次のように感謝の意を述べている。

「お問い合わせくださった皆さんへ。私のツイートについては、まだディズニー/ピクサーからの回答は届いていませんが、私が提案した警告を入れてくれたので、きっと伝わっているのでしょう。本当に有難いことです」

■参照リンク
http://www.moviefone.com/

■関連ビデオ
続きを読む