人形かと思いきや…釣り人が海に浮かぶ赤ちゃんを奇跡的に救出


ニュージーランドで先日、ビーチで釣りをしていた男性が、水に浮かんでいた18ヶ月の男の子の赤ちゃんを発見し救出するという出来事があった。

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赤ちゃんを救出したのは、妻と休暇を過ごすため、北島のマタタビーチ沿いにある人気のキャンプ場、マーフィーズ・ホリデー・キャンプを訪れていたガス・ハットさん。ハットさんは、朝の7時頃にビーチで釣りをしていた所、赤ちゃんが海に浮かんでいるのを目にしたが、最初は小さな人形だと思ったという。

ハットさんは、『ニュージーランド・ヘラルド 』紙にこう語っている。「目の前に浮かぶ赤ちゃんを見た時、ただの人形だと思いました。そこで、近づいて腕を掴んだのですが、その時点でもまだ、ただの人形かと信じていました」

そして、海から拾い上げた直後、人形だと思っていたのが赤ちゃんだった事に気が付いたという。

「赤ちゃんの短い髪の毛は濡れていて、顔はまるで磁器のように見えましたが、少し声をあげた時、『これは赤ちゃんで、生きているではないか』と驚きました」とハットさんは同紙に語る。

ハットさんの妻は、すぐにキャンプ場のスタッフにこれを報告。すると、この日、赤ちゃんと一緒に宿泊している客は、この時1組のみだった事が判明した。キャンプ場のマネージャーは、これを伝えるため、急いで赤ちゃんの両親のもとへ向かい、スタッフは緊急通報した。

赤ちゃんの母親、ジェシカ・ホワイトさんは、キャンプ場のマネージャーによって朝の7:30頃に起こされ、赤ちゃんが海に浮かんでいた事や、無傷で無事だった事を知らされた。

ホワイトさんは、同紙のインタビューでこのように語っている。「この知らせを聞いてから子供を見るまでの間は、気が気ではなかったです。その間、自分の心臓が止まっていたような気がしていました」

赤ちゃんは、両親が眠っている隙に、泊まっていたテントのファスナーを自分で開け、自力でテントからハイハイで抜け出した。そして、近くのビーチまで辿り着き、海に入ってしまったというのだ。

救出者のハットさんは、いつも、赤ちゃんを見つけた場所から100メートル離れた場所で釣りをするため、赤ちゃんを救えたのは幸運だったと語っている。

「あの場所にいなかったり、少しでも遅れていたら、赤ちゃんを見つける事はできなかったでしょう。あの赤ちゃんは強運の持ち主ですね」とハットさんは語る。

同キャンプ場の共同オーナー、レベッカ・ソルターさんは、この出来事について、BBCのインタビューでこのように語っている。「皆、ショックを受けました」、「本当に運の良い結果となりました。とても悲劇的な事故になっていた所でしたし、まさに奇跡です」

地元警察は、この件についてさらなる調査は行わないという。

■参照リンク
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