今年のiPhoneはApple Pencil対応?から5G対応MacBook登場?まで。アップルの最新噂まとめ

Consumer Confidence
ASSOCIATED PRESS

米トランプ政権がついにスマートフォンやゲーム機などを含む3000億ドル分への追加関税を、9月1日から発動すると発表。米国でiPhoneやPS4が値上がりするのか、気になるところです。

今年のiPhoneはApple Pencil対応?から5G対応MacBookまで、最新のアップル噂話を振り返ります。

未発表iPadが新たに2モデルEECデータベースから発覚。第7世代10.2インチが発売間近か

iPad
アップル未発表製品の手がかり発見が恒例となっているEECデータベースに、新たな2つのiPadが登録されていたとのニュース。EECとはロシアやベラルーシなどが属するユーラシア経済連合の執行機関で、そのデータベースには暗号化を用いる機器の発売前に登録が義務づけられています。そして通常、登録から数ヶ月以内に発売というパターンです。

今回発見されたのは「iPadOSが動作するA2200およびA2232(モデル番号)」であり、それ以上の情報はなし。しかし有名リーカーCoinX氏のツイートほかの噂から、おそらく10.2インチのiPadと推測されます。現行の第6世代9.7インチよりも少しベゼルが狭くなり、画面が大型化していると噂されるもの。

ほか、Macも既存の複数モデルが再登録されていることが確認。こちらは次期macOSのCatalinaをプレインストールして出荷するための更新と思われ、新ハードと新OSの登場も間近と予感させる情報でした。

2020年iPhoneは全て5G対応? 中国限定の低価格モデルも出る可能性

5GiPhone
アップルがクアルコムと和解したことで2020年iPhoneは5G対応が確実視されています。が、2018年と同様に3モデル構成と予測されるなか「どれに搭載」という疑問が残っていました。

高確率でアップル未発表製品の予測を的中させたアナリストMing-Chi Kuo氏は、新たに2020年iPhoneは全機種とも5G対応とのレポートを発表。これまでの「3つのうちハイエンドモデル2つのみ」としてきた見方の軌道修正となります。

まずアップルがインテルのスマートフォン向けモデム事業の大半を買収したことで、5Gのリソース(知識やスタッフ)を確保。それにAndroid陣営も2020年後半には350ドル以下の5Gスマホを投入すると予測されるため対抗する必要があること。さらに高価格のiPhoneにとっては携帯キャリアからの補助金は必須であり、そのためにプレミアム機能の5Gサポートが不可欠との根拠が示されています。

しかし5Gモデムチップはコスト高であり、本体価格の上昇も招きやすいもの。そこで米国や国債市場向けにはミリ波とサブ6Ghz対応、中華圏向けにはサブ6Ghzのみの廉価版5Gモデルを用意して市場シェアの確保を狙うとも予測されています。

アップルが自社開発5Gモデムを2021年までに投入?クアルコム製を段階的に置き換えるとのうわさ

5GNurPhoto via Getty Images

先月末にアップルがインテルのスマートフォン向けモデム事業の大半を買収したと発表。それから程なくして、自社開発の5Gモデムを再来年の一部製品に投入を検討しているという、なんとも気の早い噂話です。

米Reutersの情報筋によると、2020年のiPhoneにはクアルコム製5Gモデムチップを使用しておくが、自社開発チップに段階的に置き換えていく見込みが高いとのこと。クアルコムの実力は長年にわたって世界各国で通信の互換性を確保してきたことにもあり、そのノウハウをしだいに学んでいく目論見もありそうです。

とはいえ、アップル社内でモデムチップが開発されているとの噂は昨年からありました。iPhoneの心臓部であるSoCのAシリーズチップや、MacBookシリーズに搭載されたT2セキュリティチップのように、アップル製モデムチップがiPhoneに搭載される日も遠くないのかもしれません。

2020年iPhoneにはToFカメラ搭載、写真品質とARアプリ改良のうわさ

Apple Showcase
AP Photo/Marcio Jose Sanchez

5G対応の次は背面カメラの3D化ーー2020年iPhoneへの搭載が噂される新要素のうち、今度は3モデルのうち2つにToF式3D背面カメラが搭載されるとのアナリスト予測です。

今回もまたもや、アップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuoが新たなレポートを発表。ToFカメラにより写真品質が向上する一方で、新たに改良されたARアプリも登場するとのことです。

ToFとは対象物に光を投射して、反射光がセンサーに届くまでの時間から逆算して距離を測定する技術。数メートルもの広い範囲や深度を捉えられ、現実空間の精密な3Dマップ作成が期待できるもの。

さらにKuo氏はアップルとファーウェイが2020年に5GとToF化を推進する「最も積極的なブランドベンダー」と予測。そういえばソニーもスマートフォン各社の3Dカメラへの関心の高まりを見越して、ToF式の3Dセンサー量産を開始すると報じられていました

そして2020年iPhoneは3モデルとも、Face IDが続投とのこと。アップルは音響パルスによる「画面のどこでも指紋認証」の特許を出願していましたが、少なくとも数年は顔認証とミー文字は生きながらえる可能性が高そうです。

16インチMacBook Pro、狭額ベゼルで15インチと同サイズ?9月発売のうわさ

MBP
複数の噂が伝えられて信ぴょう性が増している16インチMacBook Proに、アップルのサプライチェーン情報でおなじみ台湾DigiTimesが新たな観測を追加しています。

記事によると、新16インチMacBook Proはベゼルが狭くなったことで、現行の15インチと筐体が同サイズに。そして大手サプライヤーQuantaにより製造され、9月に発売とのこと。

なお画面解像度が3072×1920となり、15インチの2880×1800を上回るとの話は、既出のものと一致を見ています。

もう1つ注目を集めている点が「9月発売」、つまり新型iPhone発表イベントと同時期と予測されていること。完全新規設計とされる(マイナーチェンジではない)16インチMacBook ProとiPhoneを同時ないし近い時期に発表するとは考えにくく、かつDigiTimes報道の例によって1〜2ヶ月程度の誤差はあるはず。

さらに昨年秋は9月にiPhone2018年モデルと新型Apple Watch、10月に新世代iPad ProやMacBook Airなどの発表イベントを別に開催していた前例もあり。それらの材料を総合すると「10月に16インチMacBook Proと第7世代iPad発表イベントを開催」との見方が今のところ有力です。

今年のiPhoneはApple Pencil対応?財務アナリストが予測

Pencil
金融大手シティグループの調査部門Citi Researchは、今年の新型iPhone予測についての概要を報告。そのなかで「新型iPhoneでのペンシル/スタイラス対応」という項目が注目を集めました。

iPhoneがApple Pencil対応するとの予測(願望が半分?)は、2016年のクックCEO発言から数年越しに続いており、2018年のiPhone XS/XS Maxでついに叶う......との観測も空振りに終わっています。

Citi Researchは主に企業の財務状況を専門に扱っており、アップル未発表製品を予測した実績はありません。しかし、たびたび噂が報じられることが、「iPhoneのApple Pencil(的なスタイラス)」対応を望むニーズが根強いと示しているはず。

今年のiPhoneについては、有名アナリストもひとことも「Apple Pencilに対応」とは言及していないので望み薄と思われますが、来年以降に期待を掛けたいところです。

第7世代10.2インチiPadは9月発売?台湾業界情報誌がうわさを報道

iPadApple

アップルが第3四半期(7〜9月)後半、つまり9月に第7世代10.2インチiPadを発売するとのうわさ。情報の出処は、アップル未発表製品の定番・台湾DigiTimes記事です。

上述した「EECデータベースに2つの未発表iPadが登録」の事実もあり、少しディスプレイが大きくなった(ベゼル狭額化により、本体サイズは第6世代と同じ)第7世代10.2インチiPadの登場が近づいているのは確実と思えます。

ただ「新型MacBook Proが9月に発売」の噂と同じく、新型iPhoneとかぶる(現時点ではこちらも推測ですが)9月発表は信ぴょう性に疑問符が付きます。

そう考えると10月に16インチMacBook Pro+第7世代iPad発表イベントが開かれると見るのが合理的......かといえば、米アップル関連情報サイトMacRumorsは「アップルが前例を破るのはいつものこと」とも指摘しており、ギリギリまで予断を許さないのかもしれません。

5G対応MacBookが開発中? 2020年後半に発売のうわさ

MacBook
台湾DigiTimesが(またですが)5G通信対応の「MacBook」が2020年後半には発売される予定と報道。この記事中では「MacBook」とされており、MacBook ProやMacBook Airといったモデルは特定されていません。

とはいえ、サプライチェーン情報に強いDigiTimesとあり、「5G性能を向上させるためにセラミックを使用」と素材の視点からの観測は一定の信頼がおけるはず。それに加えて、他社ノートPCでは珍しくないセルラーモデルはMacBookシリーズでは前例がないこともあり、「そろそろ」という見方も出来るでしょう。

DigiTimesいわく、セラミック製アンテナボードは他社の金属製よりも、5G通信スピードを2倍にアップ。そのぶん6倍のコストがかかるものの、MacBookシリーズは高価格のプレミアム製品とされており、戦略的には採りうる選択肢と思われます。

その一方で2021年以降に5G対応iPad Proが登場するとの予測もありました。そちらはある程度は想定内だけに、アップルが2020年内に5G対応MacBookシリーズを投入することで、市場へのインパクトを狙ってくる可能性もありそうです。

この記事はEngadget 日本版からの転載です。
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