ポルシェのTaycanが米航空母艦で0-90-0マイルのテスト走行を実施

Porsche(ポルシェ)は完全電気自動車のTaycan(タイカン)の世界デビューを前に、新たなティーザーを公開した。今回の動画は、まさに遠慮なしの内容だ。

プロレーサーのShea Holbrook(シーア・ホルブルック)氏は、プロトタイプのTaycanを静止状態から時速90.58マイル(約150km)に加速し、その後ブレーキを踏み10.7秒で完全に停止させた。最高速に到達するまでの距離は、わずか422フィート(約130m)だった。

今回のテストが行われた米航空母艦のHornet(ホーネット)は、月面ミッションを行ったアポロ11号や12号の帰還にも使われた。下の動画では、テストの様子が確認できる。

これはポルシェによる劇場型のマーケティング戦略だ。また、ポルシェが電気自動車にかける安全性と性能を誇示するための楽しい方法でもある。なお、今回のテストが0-100-0マイルではなく0-90-0だった理由は明かされていないが、スペースの問題が理由だったのかもしれない。

ポルシェ

Taycanの製品ラインでバイスプレジデントを務めるStefan Weckbach(ステファン・ヴェックバッハ)氏は、このデモが「真剣なテストというより楽しさを求めたもの」だと認めているが、また同時に開発が終りに近い同車両のパワーを示すのに適した方法だとも付け加えた。

「厳しく変わりやすいデッキのサーフェイスにおいても、Taycanの信じられないほどの加速と停止性能は本当に印象的だった。しかし最高速度ではなく、時速100マイルのマージンを目指すことに決めた」と、ヴェックバッハ氏は語る。「ドライバーのシーア氏とTaycanは特別なことができると信じていたが、それでも誰も泳ぎにいかなくてよかった」。

またホルブルック氏によると、外観とは異なりデッキはかなりでこぼこしていたという。

「空と海に向かって意図的に加速するのは私にとって新しい経験だが、Taycanは私に大きな自信を与えてくれた。車体は加速中に、そしてなによりもブレーキ中にも非常に安定していた」と、彼女は付け加えた。

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

この記事はTechCrunch Japanからの転載です。
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