投票に行かない人が9000万人。1人でもみつけて投票に行かせて欲しい(マイケル・ムーア)

読者の方ひとりひとりに個人的に頼みたいことがある。ご存知のとおり、次の火曜に控えた選挙は、非常に接戦になる見込みだ。しかし、私にはオバマ大統領をトップに押し上げるアイディアがある。

私はあなた(そう、今これを読んでいるあなたのことだ)に、オバマの支持者でありながら投票所に行かないアメリカ人の知人をひとり捕まえてもらいたいのだ。

数字を出して説明しよう。eメール、私のサイト、ここハフィントン・ポスト、そしてインターネットの至る所で、少なくとも500万人がこの記事を読んでいる。私のTwitterには120万人のフォロワーがいる。Facebookでは700,000人とつながっている。

この中の100万人がそれぞれ1人ずつ、投票するつもりのない人を投票所に行かせ、バラク・オバマに投票するよう説得して欲しい。たった1人でいいんだ。それだけだ。この100万人分の票が、非常に厳しい今回の選挙で非常に大切になる。そして票こそ、ブッシュが大統領だった頃の悲劇が再びやってくるのを回避する術になる。

火曜日に投票所に行くつもりの無い人が9000万人もいるって知っているかい?USAトゥデイの実施した世論調査でわかったことだ。90,000,000!!衝撃的な数だと思わないか?昔なら、こうした人たちを無関心だとか、あるいは愚かだとか言ったものだ。今は違う。こうした人たちに必要なのは、勧告ではなく同情だ。

最近の棄権者は何が起こっているかよくわかっていて、それに関わり合いたくないんだ。落胆していて、幻滅していて、ものごとが変化するという望みをほとんど失ってしまっている。多くは失業中か、非常につまらない仕事をしている。こうした人たちは怒っている。この人たちにはあらゆる怒る権利があると言ってあげなければならない。

だけど、それだけじゃないんだ。何を差し置いても、この人たちは政治に関して全くあきらめたわけではない。USAトゥデイが棄権者に、もし投票に行かなければならないとしたら誰に投票するかと尋ねたところ、18%はロムニーに投票すると言い、そして、43%はオバマに投票すると言ったんだ!つまり、4000万人がオバマの方がいいと思っていて、それなのにこの人たちは投票に行かない。

もうひとつの質問は、どうすれば投票に行く気になるか?だった。オバマを支持する棄権者の85%は、選挙が接戦になり、自分の票が本当に違いを生むならば投票に行くと答えた。

これは、なんともイライラする話ではあるが、信じられないほど良いニュースでもある。それならば、これからの6日間(訳注:このブログは10/31に投稿された)、やらなければならないことは明白だ。私たち(あなたと私)が、9000万人の棄権者の1%強を投票に行かせることだ。そうすれば、ロムニーをニューハンプシャーかマサチューセッツ、カリフォルニア、あるいは彼が次に自宅の自動車専用エレベータを作るところに追い返すことができる。

浮動層にオバマに投票することを説得する時期は終わった。今は、誰の支持者が投票所に現れるかということだけだ。11月6日火曜日の午前6時から午後8時までの間に、有権者を文字通り家から引きずり出すことができた者が勝者となる。
私たちひとりひとりがオバマを支持する棄権者を知っている。あなたのいとこかもしれないし、同僚、教会で一緒に手伝いをする友人かもしれない。たった1人でいいから見つけ出して(接戦州の人なら最高だ)、投票に行くことを約束させて欲しい。オバマに投票するべき正当な理由(ここをクリック)で納得させても良いが、私個人としては、一番良い方法は、今回だけはあなたのために投票に行って欲しいと頼むことだと思う。国のためではなく、あなたのために。

そして、投票すると約束してもらえたなら、あなたは次のように約束しよう。火曜日以後は黙って見過ごすことはしない、と。毎日死にものぐるいで戦い続けると(必要ならばオバマに対して戦うこともあるだろう)。その人とあなた、そして私たち全員のために。

だからあなたの(この瞬間、これを読んでいるあなたの)任務は、投票所に1人、棄権者を連れてくること。簡単だろう?!そして、ミット「ブッシュ#3」ロムニーを破って、オバマにもう一期、アメリカ大統領として私たちが期待する仕事をやり遂げるチャンスを与えた仲間として名を残そうじゃないか。

(原文:90 Million Are Planning Not to Vote - Your Mission: Take Just One of Them to the Polls )
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マイケル・ムーア
映画監督

翻訳サービス | Gengo
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